ゆらゆら帝国 MONTHLYLIVE2006@LIQUIDROOM

お久しぶりのゆら帝ライブ！行って参りました。ebisuリキッド。間に合わないかと思って大急ぎで行ったけど悠々間に合って開場。限定Tシャツは友達の分と自分の分で黒のMを購入。（このMが結構でかかった…Kidsサイズにすりゃ良かった）早速入って一服してから入って、今回は坂本さん側で斜めから観る事に。8時ちょい過ぎにふわっと照明が暗くなった瞬間周りの歓声と共にぞくっと鳥肌立った。がーっと幕が上がってそこには久方ぶりの黒尽くめのさらさらヘアーの千代様が目に飛び込んできた。坂本さんも黒っぽいぱりっとしたシャツ姿で立っている！残念ながらわたしの位置から一郎さんは最高に見えませんでしたが。そしていきなり新曲！しっとりした雰囲気で落ち着いたスタート。ゆらゆら揺られながらうっとり聞き惚れる。

なんか前半途中までわたしの前のカップルの様子が気になり集中出来なかった。というのも、男（彼氏？）の腕をぐっとつかんで寄り添う女（彼女？）を男がぐっ、ぐっ、といかにも邪魔そうに押しており、女も負けじとさらにくっ付こうとして男から離れない。その繰り返し。しまいには男が「お前近づきすぎなんだよ」だか「てめーもうちょい離れろよ」だかなんだか文句をつけるはめに。しかし女はしれーとそっぽを向いて腕を放さず。そして男はちょっとこっちが心配になるくらいぼーんと遠くに女を飛ばし、マイペースにライブを見ており、女は「あーまじつまんない」と言った様子で男の背後10cmは常にキープし続けながらも、退屈に映っているであろう坂本さんのクールな動きを呆然と見つめていた。そもそも何故この2人はゆら帝のライブに来たのだろうか…。途中で抜けてたし…。

「グレープフルーツちょうだい」もやる。わたしも勿論だが客の盛り上がりが半端なかった。歓声あがりまくり！「Sweet Spot」からも何曲かやったし、その後から最高潮にやばい流れに！いきなり「ラメのパンタロン」が！！！最高に懐かしい！嬉しすぎる！イントロで最高にアガった！もう坂本さんの歌声がセクシーすぎて瞬間に恋は〜始まってたんだ状態！その後何と大好きすぎる「すべるバー」きたこれ！！わたしはライブですべるバー聴くのが初めてで嬉しすぎて涙出た！！もう頭ん中が色んなとこに滑り込んで夢中で踊り狂いました。その後にはさらにさらに「発光体」！！！やばいいいいいいいいい。途中の坂本さんのギターソロがかっこよすぎて周りも大盛り上がり。その後には極めつけの「つきぬけた」！！つきぬけたもライブで聴くのが初めてで感極まってうるうるきてしまった。まさに毎日浴びるほどに両耳に流し込んでいたあのメロディーと坂本さんの渋い声がまさに目の前で生音で流れているなんて！あの最高な速さのイントロにぶっ飛んだ。けものがれ思い出すわー。この流れを踊らず暴れずして何と言うんだろうか…。坂本さんも微動だにせずマイペースで熱唄。あっという間の速さに終わった後茫然自失…。次の「2005年世界旅行」でゆらゆらしながらも気持ち的に休憩してしまった。あー…。どうでもいいけど「タコ人間」の時の静寂っぷりがうけた。大好きこの曲。一人でずっと歌ってた。

意外にかっこよかったのがその後にやった「貫通」。間奏のがーーっとノイズが流れる時に会場が真っ白になってストロボがばしばしたかれ、坂本さんがゆーっくりスピーカーに上がって「気をつけ」の状態でぼーっとこっちを見つめる。そこで周りが「うわぁぁぁ…」の大歓声。…つーかこっちから見ると坂本さんのもじゃもじゃ頭とすらっとした体の黒い影しか見えないから、宇宙人がこっちを見ているようにしか見えねー！またゆっくり降りてまた登ってぼーっとしてる宇宙人。貫通ってこんなにかっこいい曲だったのか…。

残り1曲を残して坂本さんがぽつりと「どうもありがとう」と一言。「最後の曲は…久しぶりに熱唱します…！」と告げて最後に「星になれた」を唄う。わたしも心の中で熱唱。坂本さんは歌が上手いなあ。何て独特なセクシーな声なんだろう。アクトなし、アンコールなしのゆら帝の為だけのライブ。久々に感動しました。素晴らしいセットリストでした。帰りの電車でも復習としてずっとゆら帝聴いてた。「貫通」をしつこく聴きなおしてたけど、まあおかげでこっちは間奏のノイズ音が頭から離れず、翌日夜まで耳鳴りが止まりませんでした。ほんとに。終始耳がきーーーんて鳴りっぱなしだった。良い思い出。

友達にメールしながら歩いてたら頼んでいた野音の先行が無事取れたそうで！やったああああ。奇跡だよ！2分で完売だったらしい。最高感謝！ありがとう！Tシャツも持ってくよおお。ボアは最近聞いてないから予習せんと。