日常

もらったステッカー

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シアターN渋谷へ「日常」観に行ってきました。えっと。まずこれは映画ではない。あー…観た瞬間脱力。1日に行ったので「あー今日映画の日じゃん!」てことで結局前売り買わなかったんだけど、前売り買わなかった自分心からGJ。1000円でも高いって…。とりあえずわたしよりもお笑いに疎い友達は「ほとんど知ってる人いなかった…」と呆然としていました。簡単に箇条書きで感想等。

  • 女だらけ。学生率多し。みんな前売りを握り締め、お笑いの話をしている。
  • 席座ってふと後ろを見たら何と立ち見が!えええ!立ち見!立って見んの!?この映画に限らずいくら人気であっても、わたしは立ち見で映画を観る人の心境が理解出来ない。立って観るくらいなら絶対に違う日来る。その日で上映終了なら諦める。映画館来て座って観られないなんて有り得ない。
  • 予告が終わって始まる?と思ったら左上に「▼再生」のテロップが…。えっ…。ビデオですか…?会場が思わず「ざわ…」とどよめく。どんだけチープなんだよ。
  • 次課長井上さんとケンコバストリートミュージシャン。井上さんの人気が今以上にあがりそうな予感。そして謎の歌。「おーとめとーおとーめがこいをしたー」最後の歌はなかなか好き。「ああーこの国にー生まれてー良かったー。ああー妹がー生まれてー良かったー。」もうちょっと映画が話題になるくらいヒットすれば、CD化もイケるのでは。
  • はっきり言って大阪の人以外は何が何だかちんぷんかんぷんなんじゃ…。わたしは大阪に行ったことないので地名が出てきたところで訳が分からない。大阪の人には「あー分かる分かる」てな感じかしら。
  • レギュラー松本は一歩間違えたら犯罪者、変質者的な変な役。芸人じゃなかったら絶対連行されそう。ずっとぶつぶつ言ってる。
  • 芸人が出る度に「あーきたきた…」「くすくす」等いちいちざわつく。今この場にいる人達全員お笑い好きなんだろうなー。わたしも好きだけど。「わたしのお目当ての芸人はいつ出てくるかしらー」とみんなわくわくモード。
  • バッファロー吾郎の木村が演じるリーマン係長がうけた。会社の屋上で休憩中に社員とバレーボールをやってるんだけど、明らかに自分にボールがまわってきてなくて、それを気づいてない木村が一番楽しそう。その様子を浅越ゴエカリカの林が冷静に見学してる。「おー!お前らもどうやー!」「いや…いいっす。指突き指しちゃってて…(嘘)」「酒ぬけるでー!」「あーー酒ぬけるわーー」すげーうける。
  • 芸人はネタとかで慣れているせいか、わりとみんな演技が自然。ドラマや映画出てもそのまま入っていける。演技が上手い、というよりはそれだけ日本の俳優や役者が大して演技が上手くないってことだと思う。
  • 友近の婦人警官と母親役は手馴れたもの。安心して観られる。
  • メッセンジャーあいはらに「風呂上りのチン○みたいな髪しやがって」と言われる井上さん。
  • バッファロー竹若さんとフットボール岩尾は模様替えかなんかで棚を買ってそれの配置のことでしつこく話し合う2人。「ここにこー置いたら…こうやん。」「いや、でもここがこーなら…こうやから…俺を棚だとして…こうやん。」もう訳分からん。
  • 一番良かったのがサバンナ高橋。ああいう奴うぜええ!ていうか凄いうけた。暇なのか色んな人に執拗に話しかけ続ける男の役。通行人の数を数えるバイトしてる女の子に「僕何人目?なあ。」と話しかけ「え、今後ろ通った奴カウントせえへんの?後ろはないよなー。見えへんもんなー。自分次からもーちょい椅子後ろにしときーやー。」そして駅前で街頭インタビューしてるカメラマンに「何チャン?」「4か6やな」「6やろ?」ああいう人いそう。すごいうけた。いい味出してる。
  • 河本さんはタクシーの運転手役。意外に地味。
  • しずちゃんブラマヨ吉田のとこで最強に睡魔が襲ってくる。もう長いよ…。死ぬほど眠くて目を閉じて聞いてた。
  • 井上さんがコンビニバイトで領収書の名前を間違えまくる。映画でもあほキャラか。確か「大嶽学習塾」宛てで、大嶽の嶽を間違えまくって領収書なくなるまで間違え続ける。こんな奴いたらいらいらしてぶっ飛ばしそう。
  • とにかく普通の人間の日常生活をそのままハンディカメラで撮った、という雰囲気が狙いの映画なのだろう。「なんすけど…でも…あのその」みたいなじれったいおぼつかない台詞が多いので、アドリブとかあったんだろうか。でも大阪にいる人はみんなこんな人達ばかりなんだろうか…と誤解を招いてしまうよ。少なくともわたしは大阪はこんな人達でいっぱいなんだろうな、と思いました。なるトモ観てる時も思うけど何故こんな大阪の事ばっかり描かれているものを観てるんだろう…なるトモなんて大阪の天気予報とか流れてるんだよ。でもお笑い目当てに観てしまう。
  • エンドロールが手作り感全開。専門学校の自主制作風。流れるのはええええ。

こんな感じでした。酷かったと言っておきながら結構書くことあるじゃん。「ギャグはありません」てことだそうですが結構笑えます。今公式観たらStoryが丸々書いてあったけど、ほんとそんな感じの映画。好評につきモーニングショーで追加上映されるそうなので、お笑い好きの方は是非観に行ってはどうでしょうか。ヤプログ【日常】Blogも公開中。

そうそうシアターN渋谷は旧ユーロスペースがあった場所なんだけど、外観も内装もユーロスペースまんまじゃん!しょっくだよー…ユーロスペースは移転したらしいんだけど移転先がasiaの近くって…めちゃめちゃ怪しいとこに移転したなこりゃまた。ラブホ街じゃん。一体何があったんだろう。